宮城県内某工事におきまして、ゼロクリアランス工法にて
鋼矢板を圧入しました。
交差点改良工事のためBOXカルバートを設置するのですが、
民地との境界際のため土留・仮締切工としてゼロ矢板を圧入するものです。
工事は道路を片側通行する必要があったため、夜間作業にて行いました。
専用圧入機はアクティオ殿よりレンタルにて手配。関東からトレーラーで運搬。
初期圧入はスペースがないので直角に機材を配置して行いました。
背後から見ると近接しているのがわかります。
鋼矢板施工後のBOXカルバートの据付までお手伝いさせていただきました。
元請さんの協力の下、無事に完了することができました。
ゼロクリアランス工法についてはこちら ゼロクリアランス工法
宮城県内某工場の建屋内ピット増設工事において親杭横矢板を施工しました。
H-350×350 L=10.0mを8mの建屋の内部に打設する作業です。
油圧オーガにて先行削孔して、H鋼を打設、縦継ぎ溶接して引き続き打設するという施工内容でした。
課題となったのが、壁際に施工する親杭が9本あったというところ。
そこで杉崎基礎さんのご協力のもと、MOVAX工法にて施工しました。
これはフィンランド製のアタッチメントで横抱きにてチャッキングして
杭を打ち抜きできるものです。
壁際での先行削孔は非常に神経を使いました。
もともと起振力があるので施工は順調に進みましたが、建屋内という限られた
スペースでの施工でしたので発注元や元請さんのご協力のもと
無事に終えられることができました。
とあるお客様より工場の建て替えに伴い大型プレス機の移設のご相談を受けました。
建屋の高さが7m、プレス機の高さがピットの中に入って6m程ということです。
しかも重量は20t弱もあるためクレーンでの作業では揚程が確保出来ず作業できません。
通常、揚程が確保出来れば、作動油タンク、配管等の補機類、部品を取外してから
上のように2台で相吊りして横倒しにして搬出搬入を行います。
天井を開口して超大型クレーンで吊上げる方法もありますが、費用が掛かりすぎます。
そこで今回は、鋼製山留材によりやぐらを組んで、チェーンブロックにて横倒しする
施工計画を立案いたしました。
プレス機の周りにやぐらを組んで30tのチェーンブロック2台と
10tのチェーンブロック2台で横倒しにします。
50tチルタンク4台にて工場から搬出。
クレーンにて吊上げ、設置場所まで運搬します。
設置場所も同様に天井が低いので、同じやぐらを事前に組み立てておきます。
やぐらにてプレス機を借り受けしたら、やぐら毎設置場所まで移動して、
またチェーンブロック4台で起して設置しました。
やぐら、吊天秤、吊り治具の設計から施工まで当社の重量物移動のノウハウ、技術が
ふんだんに発揮された現場でした。
施主さまのご協力もいただいて、事故トラブルもなく無事に終えることが出来ました。
大崎市役所近くの道路改良工事にてクラッシュパイラーで鋼矢板を施工しました。
既存の橋台を取壊して作り直す為に鋼矢板を圧入したところ、
木杭が出てきて圧入不能となったため
クラッシュパイラーの出番となりました。
写真に写っている建物は江戸時代に建てられた酒蔵を改装したもので
「醸室(かむろ)」という商業施設です。
https://www.kamuro.info/
周辺は趣のある風情で、汚損は許されません。
慎重に作業いたしました。
杭の恐れのある部分の施工は終わりましたので、続いてウォータージェットカッター併用にて鋼矢板を圧入しています。
引き続き醸室さんにご迷惑がかからないように施工してまいります。
宮城県の土木工事を入札受注しました。実に15年ぶりの元請です。 工事内容はブロック積み、L型水路、大型U字構、BOXカルバートの据付と 多岐にわたるものでした。
なんとか無事に完了することができました。
完成工事写真を添付させていただきます。 工事完成写真集
防潮堤のかさ上げにより、高さが合わないために橋が撤去になります
そのうちのひとつとして南三陸町の橋の橋脚のクレーンによる撤去作業を お手伝いしました。
レンタルにて150tクローラクレーンを140t仕様にてお借りしての作業です。
カウンタウエイトの枚数で能力が変更になります。 最初に桁の撤去です。
重量は当時の資料が津波で流されて残っていないため、計算にて 求めた値ですので、
余裕がある作業計画ですが、1本目は緊張しました。 続いて、橋脚部分です。
これも計算上の重量でしたが、浮力が応援してくれるので 問題ありませんでした。
ちなみに写真のブロックで18t程あります。 次にフーチング部分です。
これで23t程の重量があります。 切断も玉掛けも専門の潜水士の方々に
よるものでしたので、合図に従い安全に作業を終えることが出来ました。
北北上運河の護岸工事で1kmにも及ぶ河川の半川締切に使用されていた 鋼矢板約2400枚を引き抜く作業を行なっております。 当初はクランプクレーンで引抜きの相判をと計画したのですが、 工程と能率の都合上、12t吊りラフテレーンクレーンを台船に搭載し、 クレーン変更検査を受けた後、引抜きの相判に使用する事になりました。
70tラフテレーンクレーンにて吊上げテストの模様
台船搭載作業状況
搭載完了
鋼矢板運搬用組立台船
油圧ユニット運搬用組立台船
AT90というサイレントパイラーをレンタルして施工しております。
工期の限りある中、鋼矢板の搬出も相まっていますが、 水上での作業ですので安全第一で作業しております。
護岸工事の為に河川内に鋼矢板を打込む工事です。引抜きにおいて、作業半径の大きさと迅速かつ低コストで行う必要があったことから、弊社のサイレントパイラーECO400Sを使い後退自走装置を併用して施工させていただきました。
サイレントパイラーECO400Sを使った硬質地盤クリア工法で、三陸自動車の4車線化工事を行っております。当社は既設の道路の保護目的で土留のための鋼矢板打込みを行っています。
道路使用と併用での工事のため、サイレントパイラーが大活躍しています。