宮城県の土木工事を入札受注しました。実に15年ぶりの元請です。 工事内容はブロック積み、L型水路、大型U字構、BOXカルバートの据付と 多岐にわたるものでした。
なんとか無事に完了することができました。
完成工事写真を添付させていただきます。 工事完成写真集
防潮堤のかさ上げにより、高さが合わないために橋が撤去になります
そのうちのひとつとして南三陸町の橋の橋脚のクレーンによる撤去作業を お手伝いしました。
レンタルにて150tクローラクレーンを140t仕様にてお借りしての作業です。
カウンタウエイトの枚数で能力が変更になります。 最初に桁の撤去です。
重量は当時の資料が津波で流されて残っていないため、計算にて 求めた値ですので、
余裕がある作業計画ですが、1本目は緊張しました。 続いて、橋脚部分です。
これも計算上の重量でしたが、浮力が応援してくれるので 問題ありませんでした。
ちなみに写真のブロックで18t程あります。 次にフーチング部分です。
これで23t程の重量があります。 切断も玉掛けも専門の潜水士の方々に
よるものでしたので、合図に従い安全に作業を終えることが出来ました。
北北上運河の護岸工事で1kmにも及ぶ河川の半川締切に使用されていた 鋼矢板約2400枚を引き抜く作業を行なっております。 当初はクランプクレーンで引抜きの相判をと計画したのですが、 工程と能率の都合上、12t吊りラフテレーンクレーンを台船に搭載し、 クレーン変更検査を受けた後、引抜きの相判に使用する事になりました。
70tラフテレーンクレーンにて吊上げテストの模様
台船搭載作業状況
搭載完了
鋼矢板運搬用組立台船
油圧ユニット運搬用組立台船
AT90というサイレントパイラーをレンタルして施工しております。
工期の限りある中、鋼矢板の搬出も相まっていますが、 水上での作業ですので安全第一で作業しております。